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のだめカンタービレ第11巻 CD おすすめ名盤|クラシック音楽名盤,名作紹介|Look4Wieck.com

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二ノ宮知子『のだめカンタービレ』第11巻―Look4Wieck.comが選ぶ、おすすめクラシック

二ノ宮知子『のだめカンタービレ』第11巻の商品写真二ノ宮知子『のだめカンタービレ』を題材に、Look4Wieck.comのおすすめ名盤・名著をご紹介しております。この度は第11巻 Lesson 59〜64

のだめを契機にいろいろ聞くぞ!でも、何から聴いたら・・・とお迷いの方に、楽しんで頂けたら幸いです。書き手の趣味がありますので、そこはご容赦を!

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二ノ宮知子『のだめカンタービレ』第11巻の商品写真二ノ宮知子『のだめカンタービレ』第11巻 曲目Index
Look4Wieck.comが選ぶ、迷ったときのおすすめ名盤

《第11巻》Lesson 59〜64


◎エドゥアール・ラロ:スペイン交響曲 ニ短調 Op.21
Lesson59 プラティニ国際指揮者コンクール ドナデューの本選の課題曲。「まあ!あの、どすーん!ずどーん!って重そうな曲?」

19世紀フランスの作曲家ラロ(1823〜1892)の、五楽章の曲。交響曲とありますが、ヴァイオリンと管弦楽のための作品で、ほとんど協奏曲です。当時のフランスのスペイン趣味を反映したと言いますか、その先駆けといった方が宜しいのか、スペイン的風味溢れる作品。

おすすめ名盤:

ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)、スタインバーグ指揮ほか コルンゴルド:ヴァイオリン協奏曲&ラロ:スペイン交響曲のAmazonの商品頁を開くCD ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)、スタインバーグ指揮ほか コルンゴルド:ヴァイオリン協奏曲&ラロ:スペイン交響曲
コルンゴルドもラロもハイフェッツが得意として、またその名人芸を聴かせる名録音。コルンゴルドは聴き慣れない方もいらっしゃるかもしれませんが、20世紀の作曲家ながら適度に聴きやすい曲です。この二曲の録音は、こちらでご紹介しているハイフェッツのBoxセットにも未収録です。

ミッシャ・エルマン(Vn)、ゴルシュマン指揮/ウィーン国立歌劇場 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲&ラロ:スペイン交響曲のAmazonの商品頁を開くCD ミッシャ・エルマン(Vn)、ゴルシュマン指揮/ウィーン国立歌劇場 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲&ラロ:スペイン交響曲
癖のある名人でもうひとつ!晩年でテクニック的にいろいろ難はあるかも知れませんが、「あぁ、エルマン!」と個性を感じさせる演奏をお楽しみください。

おすすめDVD:

DVD ハイフェッツ・オン・TVのAmazonの商品頁を開くDVD ハイフェッツ・オン・TV
名人ハイフェッツを楽しむには映像をご覧になるとまた一つ感想がかわるものかと思います。小曲を集めたものですが、見てびっくり!の経験をぜひどうぞ。

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◎ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
Lesson59 プラティニ国際指揮者コンクール 千秋の本選の課題曲。「子供の頃 憧れた曲だ」

チャイコフスキー唯一のヴァイオリン協奏曲。作曲・初演当時、演奏不能等々の酷評を受けたことなどよく知られる逸話です。雄渾な力強い音楽ながら、ロシアの旋律が悲哀を帯びることも。40手前のチャイコフスキーによる充実した作風です。

おすすめ名盤:

ブロニスワフ・フーベルマン(Vn)、スタインバーグ指揮、セル指揮ほか チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲&ラロ:スペイン交響曲のAmazonの商品頁を開くCD ブロニスワフ・フーベルマン(Vn)、スタインバーグ指揮、セル指揮ほか チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲&ラロ:スペイン交響曲
わがままで一つに絞ってご紹介致したく。古い録音ですが、ブロニスラウ・フーベルマン(フーバーマン)の熱い血がたぎるような素晴らしい演奏。この力強さは、「奇麗ですました」クラシックのイメージではありませんが、かつての録音にはこういう熱いものがよくあり、この演奏は、そんな中でももっとも熱いものの一つと思います。
さまざまマイナー/メジャー・レーベルから録音が出て居りますが、このOpus Kura盤は、上のラロ:スペイン交響曲とのカップリング。チャイコフスキーはウィリアム・スタインバーグ指揮/シュターツカペレ・ベルリン、ラロは、ジョージ・セル指揮/ウィーン・フィルの伴奏。どちらの指揮者も渡米する前の欧州時代の演奏が聴けることでも貴重。オーケストラも含めて、見事!な本当の熱演です。

ブロニスワフ・フーベルマン(Vn)、ジョージ・セル指揮/VPO、イグナツ・フリードマン(P) ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲&《クロイツェル》ソナタのAmazonの商品頁を開くついでながら、フーバーマンの熱い!名演をもう一つ。Opus Kura盤に併せてご紹介しますが、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(伴奏:ジョージ・セル指揮/ウィーン・フィル)とベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第9番《クロイツェル》ソナタを併せた一枚。こちらも「クラシックはこんなに熱いのだ!」とびっくりの名演です。
>> フーバーマンのCDをもっと探す(Look4Wieck.comのAmazon検索機能が開きます)

おすすめ書籍:

イヴリー・ギトリス 著『魂と弦』のAmazonの商品頁を開くイヴリー・ギトリス 著『魂と弦』
おもにフランスで活躍した異端のヴァイオリニスト イヴリー・ギトリスの自叙伝。少年の頃、フーバーマンに助けられた話が出てきます。ギトリスらしい筆致にひきこまれる書籍。往年の名人の名前が何人もでてきて、ギトリスらしい端的な一言で彼らを描写。CD評などを読むと、誰がどう、彼がこうと先入観をいろいろ持ちかねません。こういった演奏家の書物のたった一言を頼りにゆっくりいろいろ聴いて行く方が、急がば回れかも知れません。

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◎アントン・ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
Lesson59 プラティニ国際指揮者コンクール 片平の本選の曲。

19世紀ロマン派のチェロ協奏曲として一番有名な曲。ドヴォルザークの交響曲第9番《新世界より》と同じく晩年のアメリカ時代の作品。憂愁と情熱の曲ですが、ドイツの“絶対音楽”の形式をきちっとつかんだドヴォルザークの作品としても面白いものです。

おすすめ名盤:

フルニエ(Vc) セル指揮/ベルリン・フィルほか ドヴォルザーク:チェロ協奏曲&ハイドン:チェロ協奏曲第2番のAmazonの商品頁を開くCD フルニエ(Vc) セル指揮/ベルリン・フィルほか ドヴォルザーク:チェロ協奏曲&ハイドン:チェロ協奏曲第2番
情熱溢れる演奏は多いので、端正にしてこの曲の面白さを伝える名演で参りましょう!ピエール・フルニエがチェロ、伴奏はセル指揮/ベルリン・フィルのこの一枚(カップリングのハイドンの協奏曲は、パウムガルトナー指揮/ルツェルン音楽祭管弦楽団)。端正だからといって、エモーショナルではないという好例といって良いでしょうか?
フルニエはその演奏姿も奏でる音楽もnobleと言われますが、奇行(?)で有名なピアニスト フリードリヒ・グルダが人生の師と仰いだ人物(『グルダの真実―クルト・ホーフマンとの対話』ご参照)でもあります。
輸入盤では、チェリビダッケとの共演も!

輸入盤CD ヨーゼフ・クリップス指揮 Decca Recordings, 1950-1958のAmazonの商品頁を開く輸入盤CD ヨーゼフ・クリップス指揮 Decca Recordings, 1950-1958
Boxセットで、ちょっとお高くなってしまいますが、やはり端正でちょっと面白いドヴォルザークのチェロ協奏曲を収録。女性チェリスト ザラ・ネルソヴァと指揮者ヨーゼフ・クリップスとの共演。特にクリップスの伴奏が、所謂“熱演”ではわかりがたい姿を伝えているように思います。
このセットの他の収録曲に触れれば、ハイドン交響曲第94、99番、モーツァルト31、39、40、41番はクリップスらしい端正な音楽。シューベルト未完成は情念うずまくようでクリップスのイメージも変わるやも!。シューマンの4番、ブラームスの4番、チャイコフスキーの5番も同様で、ロマン派でも見事なクリップスに感心です。

おすすめ書籍:

ドヴォルザークのおすすめ書籍、内藤 久子 著『作曲家◎人と作品 ドヴォルジャーク』内藤 久子 著『チェコ音楽の魅力―スメタナ・ドヴォルジャーク・ヤナーチェク』につきましては、それぞれのリンク先をご覧下さい。

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◎ベラ・バルトーク:舞踏組曲 Sz.77
Lesson60 プラティニ国際指揮者コンクールの本選 審査員指定曲

ハンガリーのブダペスト市から1923年の市制50周年記念のためにと依頼され、同年作成した曲。東欧だけでなく、アラブの民族音楽研究の成果も入ったこの曲。バルトークは難しいなどということはなく、彼らしいリズムやひびきは誰にでも楽しめると思います。

おすすめ名盤:

輸入盤Hybrid SACD ゾルターン・コチシュ指揮/ハンガリー国立po バルトーク:管弦楽のための協奏曲、舞踏組曲ほかのAmazonの商品頁を開く輸入盤Hybrid SACD ゾルターン・コチシュ指揮/ハンガリー国立po バルトーク:管弦楽のための協奏曲、舞踏組曲ほか
比較的新しい録音から、バルトークのピアノ作品集で著名なハンガリーのピアニスト ゾルターン・コチシュが指揮者として、バルトークの音楽に対峙した一枚。オーケストラを扱って、バルトークからなにを引き出そうとしているか・・・従来の演奏と一つ違う情景、物語が聴こえてきて、なかなか面白い録音です!

輸入盤CD ショルティ指揮/シカゴ交響楽団 バルトーク:管弦楽のための協奏曲、舞踏組曲ほかのAmazonの商品頁を開く輸入盤CD ショルティ指揮/シカゴ交響楽団 バルトーク:管弦楽のための協奏曲、舞踏組曲ほか
バルトークの管弦楽曲といえば、推薦に挙げられることが多いハンガリー出身のゲオルグ・ショルティ指揮の録音。ショルティ指揮のこの曲の録音もいろいろ再発を繰り返していますが,今現在は、管弦楽のための協奏曲、舞踏組曲、弦楽器・打楽器・チェレスタのための音楽の三曲を収録しているこの輸入盤がお買い得かと思います。

おすすめ書籍:

伊東 信宏 著『バルトーク―民謡を「発見」した辺境の作曲家』(中公新書)のAmazonの商品頁を開く伊東 信宏 著『バルトーク―民謡を「発見」した辺境の作曲家』(中公新書)
バルトークやコダーイらの民俗音楽収集の様子を社会的背景なども含めて描写する書籍。バルトークが民謡採集を通じて、発見したものはなにか?それが東欧諸民族のみならうアラブの要素も含む、言わば国際的な『舞踏組曲』のような曲を生んだのは何故か?となかなか示唆的です。
バルトーク自らの著作につきましては、こちらでご紹介して居りますが、ぜひ併せてご覧いただければと思います。

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◎セルゲイ・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op.30
Lesson62 シュトレーゼマンの代役の千秋が、中国人ピアニスト Ruiと共演した曲。

何曲として知られるラフマニノフのピアノ協奏曲第3番。献呈された当時の名ピアニスト ヨゼフ・ホフマンが難しいと一度も弾かなかったですとか、初演のためにアメリカに向かう船上で、ラフマニノフが無音鍵盤で練習したですとか、逸話も多い曲。

おすすめ名盤:

ホロヴィッツ(P) 展覧会の絵&戦争ソナタ~超絶技巧名演集(2枚組)のAmazonの商品頁を開くCD ホロヴィッツ(P) 展覧会の絵&戦争ソナタ~超絶技巧名演集(2枚組)
大袈裟なタイトルですが、実際に壮年期の“凄い!”ホロヴィッツが聞ける2枚組。ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番は、フリッツ・ライナー指揮のRCAビクター交響楽団との共演。この他、ムソルグスキーの《展覧会の絵》、プロコフィエフのピアノソナタ第七番も、有名な熱演。のだめで言及される曲では、ラフマニノフの他にプロコフィエフのトッカータ ハ長調 Op.11なども収録。

ラフマニノフ(P) ストコフスキー指揮、オーマンディー指揮ほか ラフマニノフ自作自演:ピアノ協奏曲第2番&第3番のAmazonの商品頁を開くCD ラフマニノフ(P) ストコフスキー指揮、オーマンディー指揮ほか ラフマニノフ自作自演:ピアノ協奏曲第2番&第3番
こちらはラフマニノフが自らピアノを弾く自作自演盤。派手に気を弾くのではなく、じわじわと面白さが伝わるといいましょうか。古い録音ですが、この曲が気に入ったらぜひご一聴を。
輸入盤ですが、ラフマニノフのRCA全録音が安価なBoxセットで出されて居り、10枚組ながら新譜2枚程度とお買い求めやすい値段。ピアニストとしてのラフマニノフを存分に楽しみたい際には、こちらでご検討いただくのも良いかと存じます。

おすすめ書籍:

デヴィッド・デュバル 著『ホロヴィッツの夕べ』のAmazonの商品頁を開くデヴィッド・デュバル 著『ホロヴィッツの夕べ』
ホロヴィッツの録音を推薦したので、その関連で。ホロヴィッツと親しかったジュリアードの教授デヴィッド・デュバルによる回想録。晩年の話が主ですが、私生活における老人ホロヴィッツの人間くささ&ホロヴィッツ夫婦のあくの強さが現れています。

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◎ジョアキーノ・ロッシーニ:歌劇《セヴィリアの理髪師》よりカヴァティーナ「私は町のなんでも屋」
Lesson63 ユンロンが街のイタリア料理店で、店主の歌に伴奏

ロッシーニの代表作品。これが、ロッシーニがまだ20代半ばに作曲した作品であることが、実に驚きです。近年は、これまで慣行となっていた各種カットやちょっとした編曲などをオリジナルに戻して、ロッシーニの本来の意図を汲み取ってみようという動きがあります。

おすすめ名盤:

国内盤DVD マドリード王立劇場 ロッシーニ:歌劇《セビリャの理髪師》のAmazonの商品頁を開く国内盤DVD マドリード王立劇場 ロッシーニ:歌劇《セビリャの理髪師》
存外、「これ!」と思う録音は見つけ難いのですが、ロッシーニのオリジナルに近いものを求めるならば、例えばこの2005年のマドリード王立劇場のライヴ。上のYouTube映像は、このDVDの公式のプロモーションVTRです。
本来の主役(?)アルマヴィーヴァ伯爵のディエゴ・フローレスが人気。(「英語字幕でよいので、安価なものを!」という方には、このDVDの輸入盤をどうぞ。)

おすすめ書籍:

岡田 暁生 著『オペラの運命―十九世紀を魅了した「一夜の夢」』(中公新書)のAmazonの商品頁を開く岡田 暁生 著『オペラの運命―十九世紀を魅了した「一夜の夢」』(中公新書)
個々のオペラ作品ではなく、19世紀における“オペラ”そのものがどんな場だったのかを考える面白い書籍です。

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◎ヨハネス・ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 Op.90
Lesson64 コンセルヴァトワールのアナリーゼの授業にて

ブラームスの交響曲で一番めだたないと言われることも多いですが、そんなことはなくファンも多い名曲と思います。すべての楽章が静かに消え入るように終わりますが、曲自体は大変ドラマティックで、ブラームスらしく、憂愁と憧れ、激しさと静けさが交差します。

おすすめ名盤:

輸入盤 スウィトナー指揮/シュターツカペレ・ベルリン ブラームス&ドヴォルザーク:交響曲全集(8枚組)のAmazonの商品頁を開く輸入盤CD スウィトナー指揮/シュターツカペレ・ベルリン ブラームス&ドヴォルザーク:交響曲全集(8枚組)
ブラームスの四曲の交響曲はぜひすべてお聞きいただければと思います。第1番の推薦記事で、フルトヴェングラー指揮およびR.ケンペ指揮の全集をすでにご紹介しておりますが、もう少し渋い(?)ところで、日本でも活躍したオトマール・スウィトナーの全集。こちらの輸入盤、ドヴォルザークの交響曲全集と併せた安価なセット。重すぎず、軽すぎず、べたべたともならず、ドライにもならず、こじんまりとならずの良い演奏です。

輸入盤 サヴァリッシュ指揮/ロンドン交響楽団 ブラームス:交響曲全集、ハイドンの主題による変奏曲ほか(3枚組)のAmazonの商品頁を開く輸入盤CD サヴァリッシュ指揮/ロンドン交響楽団 ブラームス:交響曲全集、ハイドンの主題による変奏曲ほか(3枚組)
同じく日本での活躍も多い、渋くて良い指揮者ヴォルフガング・サヴァリッシュの全集。こちらはブラームスだけですが、大変安価。しかも、ハイドンの主題による変奏曲、悲劇的序曲、大学祝典序曲など、交響曲以外の有名な管弦楽作品も収録。
他にもさまざま全集はありますので、いろいろ探してみるのも楽しいものです。

おすすめ書籍:

『ブラームス回想録集〈1〉ヨハネス・ブラームスの思い出』のAmazonの商品頁を開く『ブラームス回想録集〈1〉ヨハネス・ブラームスの思い出』
ブラームスの生前に交流のあった作曲家、演奏家、弟子等々のさまざまな人物が書いたブラームス回想録を集めた全三巻のシリーズ。ブラームスを知るにも、ブラームスの生きた時代を知るにも面白く、シューマン夫妻は勿論のこと、いわばライバルと思われていたワーグナーやブルックナーとの意外な交流も判って大変おすすめ。ユーモラスな話も多くて、単に読み物としても楽しい書籍です。
『ブラームス回想録集〈2〉ブラームスは語る』『ブラームス回想録集〈3〉ブラームスと私』もあわせてどうぞ!

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◎ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ ヘ長調 K.525(L.188)
Lesson64 のだめが初見演奏の授業で悩まされる曲

ドメニコ・スカルラッティの鍵盤楽曲のためのソナタはおよそ600曲。この曲もその中の一つです。短い曲ですが、さまざま遊びな仕掛けがあって、アップテンポで楽しく、ちょっとユーモラスな曲です。

おすすめ名盤:

輸入盤CD ホロヴィッツ演奏 ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ集(Horowitz Plays Scarlatti)のAmazonの商品頁を開く輸入盤CD ホロヴィッツ演奏 ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ集(Horowitz Plays Scarlatti)
長らく名盤とされてきたウラディミール・ホロヴィッツの録音。これでスカルラッティを初めて聞いて、その面白さにびっくりしたという方も多いことでしょう。楽しさが駆け抜けていきます。なんで一枚分しか録音してないのか!と思わせる素晴らしいもの。

輸入盤CD クリスティアン・ツァハリアス(P) D.スカルラッティ:ソナタ集(2枚組)のAmazonの商品頁を開く輸入盤CD クリスティアン・ツァハリアス(P) D.スカルラッティ:ソナタ集(EMI 2枚組)
K.525が収録されていないのですが、「1枚だけじゃなくて、もう少しスカルラッティのソナタを楽しみたい!」という方に、ツァハリアスがCD3枚分の面白い録音をリリースしています。楽器はピアノを使用していますが、従来のピアノ演奏とはひと味変えようと、音色一つとってもさまざま面白い試みがあります。
EMIのこの2枚組の後、ツァハリアスは、MDG Goldというレーベルから1枚ものをリリースしています。重複する曲はK.434のみ。これら合計三枚で全体の1割弱にあたる49曲のソナタが楽しめます!

輸入盤CD ピーター=ヤン・ベルダー(ハープシコード) D.スカルラッティ:ソナタ全集(36枚組)のAmazonの商品頁を開く輸入盤CD ピーター=ヤン・ベルダー(ハープシコード) D.スカルラッティ:ソナタ全集(36枚組)
すっかり、スカルラッティのソナタにはまって、「全部聴いてみたい!」とお思いの方に。36枚組というと浩瀚なセットですが、Amazonマーケットプレイスならばかなり安価な出品があるので、存外に手は届きやすいものです。
2000年代の録音で、一昔前のハープシコード(チェンバロ)の演奏と比べると、随分楽器の音や奏法、解釈もいろいろ変わって来たのだな・・・と思わせます。比較的ゆったりとしたテンポで、曲調はもちろんさまざまですが、ベルダーの演奏は、全体を通して、クリアー・丁寧・さわやかな印象です。

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のだめカンタービレ第11巻についての、Look4Wieck.comのおすすめ名盤・名著でした。

最新刊にはまだまだ急がねばでありますが、なにはともあれ一風変わったご紹介になっていれば幸いです。タイムリーなご購読には、ぜひRSSをご活用ください。

では!


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