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マイケル・チミノ監督 『ディア・ハンター』 (1978年、米)




アカデミー賞を受賞した『ディア・ハンター』。ヴェトナム戦争に徴兵されたロシア系の若者を描く、3時間余の大作です。

映画は、若者らそれぞれの心に及ぼした変化を描きますが、時代に翻弄される個人の姿を詠嘆調に楽しむようなドラマではありません。

アメリカ自身の非人道的な行為を扱っていないという批判はありますが、それでも、見る者それぞれに、「自分だったらどうするのか?」という疑問を投げかける秀逸な作品と思います。

キャストは、ロバート・デ・ニーロ、クリストファー・ウォーケン、40そこそこで亡くなったジョン・カザール、ジョン・サヴェージ、
メリル・ストリープ他。

*****

出征も間もなくとなった夜、深夜まで酒を煽る主人公たち。はしゃいではいるものの、心の裏では各々が大きな不安を感じています。

ふと気づくと、仲間の一人が音の外れた古ピアノをぽつぽつとたたきます。

昔ピアノを習っていたのか、上手にではなく、ぽつりぽつりとつむぎだして弾いたのは、ショパンの夜想曲(ノクターン)第6番

さわいでいた皆もいつの間にかその音にしんとなってしまいます。

セリフによる説明などなしに、心の裏の描写へと転調した見事な場面でした。

右上の映像は、その曲ですが、音楽学生ないしはセミプロの方の自演投稿映像です。

*****

ショパンのノクターンにも名盤が数多くあります。

私がよく聴くのは、やはり、サンソン・フランソワルービンシュタインの録音。

フランソワは、彼独特のテンポの移動(ルバート)を効かせながら、 どこまでもやさしく弾いていきます。国内盤は、ショパンのスケルツォとのカップリングで。

ショパン:ノクターン&プレリュード集
サンソン・フランソワ(Pf)
国内盤


あわせて、輸入盤のフランソワによるショパンの録音を集めたセットをご紹介します。夜想曲はもちろんのこと、前奏曲、練習曲その他も収めたもので、どれも大変面白く、刺激的。いまさら言うべくもないことですが、どれもフランソワ独特のテンポやルバートでいっぱいの名盤!是非ともお薦めしたいセットです。

Chopin: Piano Works [Box set]
Samson Francois (Pf)
輸入盤


ルービンシュタインの演奏は、シンプルといっては語弊があるかも知れませんが、音が気持ちよく流れていったいった後で、ふと振り返って考えさせれることが多々あります。冒頭から心をわしづかみにするというよりも、聴いている内にじわじわっと良さが伝わってくるもの。こちらも長らく名盤と唱われています。国内盤は、現在、二枚組みに分かれて販売されているようです。

ショパン:夜想曲全集 アルトゥール・ルービンシュタイン(Pf)
全集I 国内盤
全集II 国内盤





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